生理前の吐き気・気持ち悪さの原因と対処法|つわりとの違いや頭痛も解説

生理前の吐き気・気持ち悪さの原因と対処法|つわりとの違いや頭痛も解説 健康

生理前になると決まって吐き気や気持ち悪さを感じる、という悩みを抱えている方は少なくありません。
その不快な症状は、月経前症候群(PMS)が原因かもしれません。
この記事では、生理前に吐き気が起こる主な原因を解説し、妊娠初期のつわりとの見分け方や、頭痛など他の症状を伴う場合の対処法まで詳しく紹介します。

つらい症状を和らげるための具体的なセルフケアも解説するので、ぜひ参考にしてください。

生理前の吐き気はPMS(月経前症候群)が原因かもしれません

生理前に起こる吐き気や気持ち悪さは、PMS(月経前症候群)の代表的な症状の一つです。
PMSとは、生理の3~10日ほど前から始まり、生理が来ると軽快・消失するさまざまな心と体の不調のことを指します。
症状には個人差があり、吐き気のほかにも頭痛、下腹部痛、乳房の張りといった身体的な症状から、イライラや気分の落ち込み、眠気などの精神的な症状まで、200種類以上あるといわれています。
PMSによる胃痛については「PMSの胃痛と対処法、妊娠との見分け方」で詳しく紹介しています。

なぜ起こる?生理前に吐き気がする4つの主な原因

生理前に吐き気が起きる背景には、女性の体内で起こる周期的な変化が複雑に関わっています。
ホルモンバランスの変動が自律神経や消化器官に影響を与え、吐き気や吐きそうになる感覚を引き起こすと考えられています。
主な原因として、以下の4つのメカニズムが挙げられます。
これらの要因が単独、あるいは複合的に作用することで、不快な症状が現れるのです。

原因①:女性ホルモン(プロゲステロン)の増加で胃腸の動きが低下する

排卵後から生理前にかけては、女性ホルモンの一種であるプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が増加します。
このプロゲステロンには、妊娠を維持するために子宮の収縮を抑える働きがありますが、同時に胃腸のぜん動運動も緩やかにしてしまいます。

その結果、食べ物が胃の中に停滞しやすくなり、胃もたれや吐き気、便秘といった消化器系の不調を引き起こす原因となります。
東洋医学では、このような状態を消化機能の低下やエネルギー(気)の巡りが滞る「気滞」と考えます。

原因②:自律神経の乱れによるめまいや頭痛の併発

女性ホルモンの急激な変動は、心身のバランスを調整する自律神経にも影響を及ぼします。
自律神経が乱れると、血管の収縮や拡張のコントロールがうまくいかなくなり、血流が悪化します。
特に脳への血流が不安定になると、めまいやズキズキとした片頭痛のような頭痛を引き起こすことがあります。
生理前の頭痛については「生理の頭痛と漢方薬」で詳しく紹介しています。

頭痛と吐き気は密接に関連しており、強い頭痛が吐き気を誘発することも少なくありません。
また、自律神経の乱れは胃酸の分泌を過剰にさせ、胃の不快感や吐き気につながることもあります。

原因③:血糖値の変動による空腹時のムカムカ感

生理前は、プロゲステロンの影響で血糖値を下げるインスリンの働きが鈍くなることがあります。
これにより、血糖値が不安定になりやすく、特に空腹時には急激に血糖値が低下し、低血糖状態に陥りやすくなります。
低血糖になると、体は血糖値を上げようとしてアドレナリンなどのホルモンを分泌しますが、これが吐き気や冷や汗、だるさといった症状を引き起こすことがあります。

空腹時に特に気持ち悪さを感じる場合は、この血糖値の変動が原因である可能性が考えられます。

原因④:子宮を収縮させるプロスタグランジンの影響

生理直前から生理中にかけて、子宮内膜からプロスタグランジンという物質が分泌されます。
これは、経血を体外へ排出するために子宮を収縮させる重要な役割を担っていますが、分泌量が過剰になるとその影響は子宮だけにとどまりません。

プロスタグランジンが血液に乗って全身に運ばれると、胃や腸も収縮させてしまい、吐き気や下痢、キリキリとした下腹部痛を引き起こす原因になります。
生理痛の主な原因物質でもあり、痛みが強い人ほど吐き気も感じやすい傾向があります。

【症状で比較】生理前の吐き気と妊娠初期のつわりの見分け方

生理前の吐き気は、妊娠初期症状である「つわり」と症状が似ているため、妊娠の可能性を考えて不安になる方も多いでしょう。
しかし、症状が現れる時期や期間、基礎体温の変化など、いくつかのポイントを比較することで、両者を見分けるヒントになります。
ここでは、PMSによる吐き気とつわりの違いを具体的に比較し、見分け方を解説します。

症状が出始める「時期」で比較する

症状がいつから始まったかという「時期」は、見分けるための重要な手がかりです。
PMSによる吐き気は、一般的に生理が始まる3~10日前から現れ、生理開始とともに症状が和らぐのが特徴です。
例えば、生理予定日の2日前など直前に症状が出る場合はPMSの可能性が高いでしょう。

一方、妊娠初期のつわりは、早くても妊娠4週目以降、つまり次の生理予定日ごろから始まることが多く、生理が来ないことで気づくケースがほとんどです。
「何日前からか」を意識することが、一つの判断材料になります。

吐き気が「続く期間」で比較する

症状が「どれくらい続くか」も大きな違いです。
PMSの場合、吐き気などの症状は生理が始まると長くても2~3日で自然に治まります。
長くとも1週間程度で終わることがほとんどです。

これに対して、つわりは一度始まると妊娠12~16週ごろまで、1ヶ月以上続くのが一般的です。
もし生理予定日を過ぎても吐き気が7日、10日と続くようであれば、つわりの可能性も視野に入れる必要があります。

基礎体温の変化と生理の有無で判断する

基礎体温を日常的に測定している場合、より明確な判断が可能です。
女性の体温は排卵後に高温期に入り、生理が始まると低温期に移行します。
PMSの場合もこのサイクル通りで、生理予定日になると体温が下がります。

しかし、妊娠が成立した場合は、プロゲステロンの分泌が続くため、生理予定日を過ぎても高温期が続きます。
グラフの中の体温が高温のままで生理が来なければ、妊娠の可能性が高いと考えられます。

吐き気以外の症状(眠気・胸の張り・食欲)で比較する

吐き気以外にも、強い眠気や胸の張り、食欲の変化といった症状はPMSとつわりで共通して見られるため、これだけで見分けるのは難しいかもしれません。
ただし、つわりの場合は「特定の匂いがダメになる」「今まで好きだったものが食べられなくなる」といった嗅覚の鋭敏化や、食べ物の好みの極端な変化がより顕著に現れる傾向があります。
また、PMSの食欲増進とは対照的に、つわりでは食欲が全くなくなることもあります。

吐き気と同時に起こる症状別の原因とセルフケア

生理前の不調は、吐き気だけでなく他の症状を伴うことがよくあります。
どのような症状が同時に現れるかによって、考えられる原因や効果的なセルフケアも異なります。
ここでは、代表的な症状の組み合わせごとに、その原因と自分でできるケアの方法を紹介します。

ズキズキする頭痛やめまいを伴う場合

吐き気と共にズキズキするような頭痛やめまいがある場合、ホルモンバランスの変動による自律神経の乱れや、それに伴う脳血管の拡張が主な原因と考えられます。
東洋医学では、体内の水分バランスが崩れる「水滞」の状態と捉えることもあります。
このような場合は、まず安静にすることが大切です。
つらい頭痛・吐き気への作用については「呉茱萸湯の効果と飲み方」で詳しく紹介しています。

光や音の刺激が少ない静かな部屋で休み、痛みのあるこめかみなどを冷やすと楽になることがあります。
体を温めすぎると血管が拡張して痛みが悪化することがあるため、入浴はシャワー程度で済ませるのがよいでしょう。

キリキリとした胃痛や下痢も同時に起こる場合

吐き気に加えて、キリキリとした胃痛や腹痛、下痢といった消化器系のトラブルが目立つ場合は、子宮を収縮させるプロスタグランジンの影響が胃腸にまで及んでいる可能性が高いです。
この物質は胃腸のぜん動運動を過剰にさせるため、痛みや下痢を引き起こします。
ケアとしては、お腹を冷やさないことが最も重要です。

腹巻きやカイロで腹部を温め、血行を良くしましょう。
食事は消化の良いおかゆやうどんなどを選び、香辛料や冷たい飲み物といった胃腸への刺激が強いものは避けるようにしてください。

強い眠気や体のだるさを感じる場合

日中も抗えないほどの強い眠気や、体が重く感じるだるさを伴う場合、プロゲステロンの眠気を誘う作用や、ホルモン変動による睡眠の質の低下が影響しています。
このようなときは、無理をせずに体を休ませるのが一番のケアです。

可能であれば15~20分程度の短い昼寝をとると、頭がすっきりします。
東洋医学的には、エネルギー不足の状態である「気虚」が考えられるため、鶏肉や山芋、きのこ類など、エネルギーを補う食材を食事に取り入れるのもおすすめです。

胸焼けや食欲不振で食事がとれない場合

吐き気と共に胸焼けがしたり、食欲がわかなかったりするのは、プロゲステロンの作用で胃腸の動きが鈍くなり、胃酸が逆流しやすくなっていることが原因です。
食事がとれないと低血糖になり、さらに吐き気が強まる悪循環に陥ることもあります。
対策として、一度にたくさん食べようとせず、おにぎりやヨーグルトなどを数回に分けて少しずつ口にする「分割食」を試してみましょう。

消化を助ける大根やカブ、胃の粘膜を守るオクラや長芋などを取り入れるのも効果的です。
飲み物は胃に負担の少ない常温のものや白湯を選びましょう。

今日から試せる!生理前の吐き気を和らげる5つの対処法

つらい吐き気は、日常生活にも大きな影響を与えます。
薬に頼る前に、まずは生活習慣や食事を見直すことで症状が改善するかもしれません。
ここでは、今日からすぐに実践できる吐き気対策を5つ紹介します。

自分に合った対処法を見つけて、生理前の不快な時期を少しでも快適に乗り切りましょう。

空腹を避けて血糖値を安定させる食事の摂り方

空腹による低血糖は吐き気を誘発する大きな原因です。
血糖値を急激に上げ下げしないよう、食事の時間を規則正しくし、長時間空腹の状態を作らないことが大切です。
朝食を抜かず、昼食や夕食もなるべく同じ時間帯に摂るように心がけましょう。

もし食事の間隔が空いてしまう場合は、ナッツやドライフルーツ、小さなおにぎりなどを間食として持ち歩き、空腹を感じる前に少量口にすることで、血糖値の安定につながります。

胃に負担をかけない消化に良い食べ物と飲み物

生理前は胃腸機能が低下しがちなので、食事の内容にも配慮が必要です。
脂っこい揚げ物や香辛料の効いた刺激の強い料理、カフェインやアルコールは胃に負担をかけるため避けましょう。
主食はおかゆやうどん、豆腐、鶏のささみ、白身魚といった消化しやすい食材がおすすめです。

飲み物は、体を内側から温めてくれる生姜湯や、リラックス効果のあるカモミールティーなどが適しています。
冷たい飲み物は胃腸を冷やしてしまうため、常温か温かいものを選びましょう。

吐き気を抑える効果が期待できるツボ「内関(ないかん)」を押す

「内関」は、乗り物酔いや二日酔いなど、さまざまな吐き気止めに効果が期待できる万能なツボです。
場所は、手のひら側の手首のしわの中央から、肘に向かって指3本分進んだところにあります。
反対側の手の親指で、少し痛みを感じるくらいの強さで5秒ほどゆっくり押し、離すという動作を数回繰り返してみてください。

自律神経を整え、胃の不快感を和らげる働きがあるとされ、気持ちが悪いと感じたときにいつでも手軽に実践できるセルフケアとしておすすめです。

体を温めてリラックスできる半身浴やストレッチ

体の冷えは血行不良を招き、自律神経の乱れや痛みを悪化させる原因になります。
特に下腹部や腰回りを温めることで、骨盤内の血流が改善され、PMSの症状緩和につながります。
38~40℃のぬるめのお湯に20分ほど浸かる半身浴は、心身をリラックスさせる効果も高いです。

また、就寝前に軽いストレッチを行い、筋肉の緊張をほぐすのも良いでしょう。
血行が促進され、質の良い睡眠にもつながります。

体を締め付けないゆったりとした服装で過ごす

意外と見落としがちなのが服装です。
スキニージーンズや補正下着など、お腹周りを締め付ける衣類は、腹部の血行を妨げ、胃への圧迫感から吐き気を増強させてしまうことがあります。

生理前は、ウエストがゴムになっているスカートや、ゆったりとしたシルエットのワンピースなど、体を締め付けないリラックスできる服装で過ごすことを心がけましょう。
素材もコットンなどの肌触りの良いものを選ぶと、より快適に過ごせます。

市販薬や漢方薬は使える?薬を飲む際の注意点

セルフケアを試しても吐き気が改善しない場合、薬の使用を考えることもあるでしょう。
市販の胃薬や体質改善を目指す漢方薬も選択肢の一つですが、使用する際には注意が必要です。

特に妊娠の可能性がある場合は、自己判断での服用は避けなければなりません。
ここでは、薬を選ぶ際のポイントと注意点を解説します。

妊娠の可能性がない場合に使える市販の胃腸薬

妊娠の可能性が完全に否定できる場合は、症状を一時的に抑える目的で市販の胃腸薬を使用することができます。
吐き気や胃のむかつきを抑える成分が含まれた薬が有効ですが、あくまで対症療法です。
PMSによる吐き気は周期的に繰り返すことが多いため、根本的な解決にはなりません。

どの薬を選べばよいか分からない場合は、ドラッグストアの薬剤師や登録販売者に相談し、症状に合った薬を選びましょう。

体質から改善を目指す漢方薬の選び方

漢方薬は、今ある症状を抑えるだけでなく、症状が起こりにくい体質へと導くことを目的としています。
東洋医学では、その人の体質や心身の状態(「証」)に合わせて薬を選ぶため、専門家への相談が不可欠です。
例えば、ストレスで気の巡りが滞り、吐き気や不安感がある方には「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」、めまいや頭痛を伴う方には体内の水分バランスを整える「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」などが用いられることがあります。

漢方薬局や漢方に詳しい医師に相談してみましょう。

【重要】妊娠の可能性がある場合は自己判断で服用しない

最も注意すべき点は、少しでも妊娠の可能性がある場合には、絶対に自己判断で薬を服用しないことです。
特に妊娠超初期は、赤ちゃんの重要な器官が形成される非常にデリケートな時期です。
市販薬や漢方薬の中には、胎児に影響を与える可能性がある成分が含まれていることもあります。

生理が遅れている状態で吐き気がある場合は、まず妊娠検査薬を使用するか、産婦人科を受診して妊娠の有無を確認することを最優先してください。

つらい症状は我慢しないで!婦人科を受診する目安

生理前の不調は多くの女性が経験するものですが、「いつものことだから」と我慢する必要はありません。
セルフケアでは改善がみられず、日常生活に影響が出ているのであれば、それは婦人科を受診すべきサインです。
特に産後や閉経が近い更年期など、ライフステージの変化によって症状が悪化することもあります。

専門家に適切な相談をすることで、つらい症状から解放される可能性があります。

日常生活に支障が出る場合は病院へ相談すべきサイン

以下のような状態が毎月繰り返される場合は、婦人科への相談を検討しましょう。

⬜︎吐き気がひどくて食事もままならない
⬜︎仕事や学校を休まざるを得ない
⬜︎家事や育児が手につかない
⬜︎市販薬を飲んでも症状が改善しない
⬜︎気分が落ち込んで何もやる気が起きない

これらの症状は、日常生活の質を著しく低下させます。
PMSの改善によって症状の緩和が期待できることもあり、我慢せずに専門家の助けを求めることが大切です。

婦人科で受けられるPMSの治療法(低用量ピル・ホルモン療法など)

婦人科では、問診や検査を通じて症状の原因を診断し、一人ひとりに合った治療法を提案します。
PMSの治療では、女性ホルモンの変動を穏やかにする低用量ピルが第一の選択肢となることが多いです。
ピルを服用することで排卵が抑制され、プロゲステロンの急激な増減がなくなるため、吐き気をはじめとする多くのPMS症状の緩和が期待できます。

その他にも、症状に応じて漢方薬や、痛み止め、精神安定剤などが処方されることもあります。

吐き気の症状の裏に隠れている可能性のある病気

生理前の吐き気は多くの場合PMSが原因ですが、まれに他の病気が隠れている可能性も考慮する必要があります。
例えば、子宮内膜症や子宮筋腫といった婦人科系の疾患が、月経周期に伴って吐き気や痛みを引き起こしているケースもあります。
また、生理周期とは関係なく吐き気が続く場合は、胃潰瘍や逆流性食道炎など、消化器系の病気の可能性も考えられます。

症状がPMSの典型的なパターンと異なる場合や、痛みが異常に強い場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

生理前の吐き気に関するよくある質問

ここでは、生理前の吐き気に関して多くの方が疑問に思う点について、Q&A形式でお答えします。

生理前の吐き気は、いつから始まっていつまで続きますか?

一般的に、生理が始まる3~10日前から症状が現れ、生理開始と共に軽快・消失します。
症状が続く期間や、吐き気を感じる時間帯(朝、夕方、夜だけ、夜中など)は個人差が大きく一概には言えません。
もし生理が始まっても症状が改善しない場合は、PMS以外の原因も考えられるため、婦人科への相談をおすすめします。

吐き気がある時、仕事や学校は休んでもいいのでしょうか?

日常生活に支障をきたすほどのつらい吐き気であれば、無理せず休むことを検討してください。
PMSは病気ではないと軽視されがちですが、症状によっては仕事や学業のパフォーマンスを著しく低下させます。
自分の体調を最優先に考え、休息をとることも大切です。

症状が毎月繰り返される場合は、婦人科で治療を受けることも選択肢に入れましょう。

低用量ピルを服用していても生理前に吐き気は起こりますか?

低用量ピルはPMS症状の緩和に非常に効果的ですが、飲み始めの1~3ヶ月は副作用として吐き気が現れることがあります。
これは体がホルモンバランスの変化に慣れるまでの一時的なものであることがほとんどです。

しかし、吐き気が長く続く場合や我慢できないほどつらい場合は、ピルの種類が体に合っていない可能性もあるため、処方してくれた医師に相談してください。

まとめ

生理前の吐き気は、主に女性ホルモンの変動によって引き起こされるPMSの症状の一つです。
原因としては、プロゲステロンによる胃腸機能の低下、自律神経の乱れ、血糖値の変動などが挙げられます。
つらい症状を和らげるためには、空腹を避ける、消化の良い食事を摂る、体を温めるなどのセルフケアが有効です。

症状が似ている妊娠初期のつわりとは、症状の出る時期や期間などで見分けることができます。
もしセルフケアで改善せず、日常生活に支障が出るほどつらい場合は、我慢せずに婦人科を受診してください。

歳森 三千代
(としもり みちよ)
/ 薬剤師

岡山県岡山市にある不妊・妊活専門の漢方相談薬局 福神トシモリ薬局で、漢方と体質改善による妊活支援・身体づくりを専門とする薬剤師。これまで延べ1,300名以上の妊娠相談実績を持つ(全国からの相談対応あり)。 ブログでは「漢方や健康に関する豆知識」「妊活・不妊のお役立ち情報」「体質に合わせた漢方の使い方」など、専門知識に基づく実践的な情報を発信しています。読者の生活に寄り添い、長年の相談実績をもとに分かりやすく解説することを心がけています。
※掲載内容は一般的な情報であり、効果には個人差があるため、効果を必ずしも証するものではありません。