現代病のほとんどは食源病?! 〜食源病を防ぐ十箇条〜

現代病のほとんどは食源病?! 〜食源病を防ぐ十箇条〜 漢方

現代病の多くは、食生活の間違いで起こる食源病であるとも言われています。

やはり食生活はとっても大切ですね!

今回は、食源病を防ぐ十箇条をご紹介しますので、一緒に見ていきましょう!

食源病を防ぐ十箇条

①ごはんはきちんと食べる

ご飯は食生活の土台。ご飯が少ないと、甘い菓子類の間食をしたくなるので、パンではなく、ご飯をきちんと食べる。

 

②穀類は未精製のものに

 ご飯は胚芽米、分搗き米、玄米、雑穀など未精製のものにしよう。

 

③副食は野菜中心にする

 副食は季節の野菜、海藻、イモ類、キノコ類を中心とする。冬場の生野菜は避ける。

必ず、動物性食品より、野菜を多く食べるように心がける。

 

④発酵食品を食べる

 みそ汁、漬物、納豆などの発酵食品は毎日食べる。

 ただ塩分はあまり濃すぎないように注意したい。

 

⑤肉類を減らす

 肉(牛、豚、鷄)、食肉加工品(ソーセージ、ハム、ベーコン、コンビーフなど)はなるべく減らし、動物性食品は魚介類や卵くらいにする。

 

⑥揚げ物は控えめに

 天ぷら、フライ類はできるだけ控えよう。揚げ物は油脂類の摂り過ぎが心配。

 油脂類は、炒め物やドレッシングからとるくらいにしよう。

 

⑦白砂糖の入った食品は避ける

 白砂糖の入った菓子類(クッキー・ケーキなど)飲料水(乳酸菌飲料、清涼飲料、炭酸飲料水など)はとらないようにしよう。

 

⑧砂糖や塩は未精製のものを使う

 白砂糖は使わない。甘味は黒砂糖、三温糖、ハチミツ(1歳以下の子どもは避ける)などのほか、みりん、日本酒などでつけるようにする。塩も未精製でニガリが含まれている天然海塩を。

 

⑨できる限り安全な食品を選ぶ

 あまり神経質になる必要はないが、できる限り安全な食品を使う。せめて、しょうゆ、みそ、塩、砂糖、みりんといった基本的な調味料はよく吟味して、質の良いものを使いたい。

 

⑩食事はゆっくりよく噛んで

噛むことは、単に食物を細かくするだけにとどまらず、

歯ぐきを丈夫にしたり、脳の血流をよくするなど、さまざまな有効作用がある。

出来るところから実践してみましょう!

いかがでしたか?

日々の身体づくりで、食生活を正すことはとても大切なことです。

ぜひ、出来るところから実践してみて下さいね♫

 

歳森 和明 / 薬剤師 - 国際中医専門員A級

薬剤師、国際中医師、笑顔セミナー認定講師。漢方薬局三代目。おだやかで大人しく見られがちですが、サーフィン、ダイビング、トライアスロンなど身体を動かすことや、食べ歩き・旅行が大好きなアクティブ人間です。SNS(Twitter、Facebook)で漢方や健康情報、勉強会情報を随時発信しています。