【妊娠成功症例】男性不妊 精子の運動率1.3%、前進率0.1% 漢方薬で精子の受精能力上がり妊娠成功(38才)

精子の運動率1.3%、前進率0.1%、漢方薬で身体作りをして精子の受精能力が上がり、奥さんが妊娠に成功!(2021.01.27)
【妊娠成功症例】男性不妊 精子の運動率1.3%、前進率0.1% 漢方薬で精子の受精能力上がり妊娠成功(38才) 妊活・不妊

 

≪男性不妊≫

 

男性38歳 Kさん

女性33

 

<症状>

 

疲れ易い、神経質、軟便、下痢、冷え症(平熱35,5℃)

胃が張る、ゲップが多い、ガスが良く出る

 

2019

8/13:漢方薬+栄養素

2020

10/10:奥さんが体外受精採卵

     21個取れて→15個受精→4個胚盤胞凍結(4AA4BC4ABX2

12/134AAを移植

12/24:陽性反応あり、hCG 326.5

2021

1/238週目、胎児順調に成育中。

出産予定8/31

 

<コメント>

Kさんの場合は、ご自身の精子の液量が少なく、運動率・前進率が1.3%0.1%と極めて低い。

体外受精をするにしても卵子が受精分割していくには、精子の受精能力が必要な為ご主人のみ漢方薬と栄養素で身体作りをしました。

 


NHK
クローズアップ現代の特集で -精子“老化”の新事実- という番組がありました。

ある年令を境に、受精卵に細胞分裂をさせる力がない精子が急増する可能性があるという。
見た目は元気でも中身が老化した精子が増加。
受精卵に細胞分裂を促す力がなく、不妊の原因になる場合があるというのです。

濁協医科大学の岡田弘教授は、精子のある能力に注目し研究を続けてきました。
動きのいいヒトの精子をマウスの卵子の中に入れて、その経過を観察。

①正常な精子を入れたものは、受精卵が活性化し細胞分裂をする準備が整っています。

②精子が老化していた場合、受精卵は分裂に必要な活性化に至りません。

岡田教授によれば、35才を過ぎると細胞分裂を促す精子の力が衰えていく人たちが存在するといいます。

 

 

Kさんは、冷え症で胃腸も弱いため身体を温めながら胃腸の働きも上げていく漢方薬も併用して、精子の運動率だけでなく総合的に身体作りをしていきました。

栄養素としては、カルシウムも補給しました。

精子の鞭毛はカルシウムイオンで動きます。

カルシウムがしっかりあれば受精が完了しやすい。

 

 

日本人のカルシウムの1日の必要量は、男性で600700mgです。

しかし、摂取量は400mgくらいしか摂っていません。

カルシウムは、大きく不足しているのです。

カルシウムは吸収されにくいので、吸収の良いカルシウムを摂ることが必要です。(胃が弱いとカルシウムの吸収率は下がります)

 

 

そして、服用して1年後にはKさんの運動率・前進率がとてもよくなり、奥さんは体外受精の採卵を初めて受けました。

4AAという良好卵子が凍結でき、それを移植し1回目の移植でみごと妊娠することが出来ました。

現在つわりが少しありますが、つわりの漢方薬と胎児の成育を助ける栄養素を飲んでいただいています。

胎児は順調に成長中。8月下旬が出産予定です。

 

 

toshimori