冷え性の固定概念をブッ壊そう♪漢方では冷えとり=生姜ではないよ!

冷え性の固定概念をブッ壊そう♪漢方では冷えとり=生姜ではないよ! 漢方

【本日の結論】
●漢方では「冷えとり」=「生姜(しょうが)」ではないよ!
●つまり、冷えの改善=温めることがすべてではないんです!

自分の冷えの原因と向き合い、その原因を改善することが大事!

温めて改善しない冷えがあると言うとよくビックリされますが、これは本当なんです。
最近、冷え性のことをTwitterやFacebookで発信していたら、冷え性のご相談が増えました。
自分自身が思っていた以上に冷えで悩まれている方は多いんだな〜と感じています。
そして、冷えの改善は身体を整えるためにとても大切なので、お役に立てば嬉しいなと今日もブログを更新しております。

「生姜好きの方」一歩立ち止まって考えてみよう♪

冷えの改善のために
「毎日生姜紅茶を飲んで温めてます!」
「すべての飲食物に生姜チューブや生姜パウダーを入れて気をつけてます!」
と頑張っている方もおられますが、必ずしも合っているとは限りません。

冷えの原因は人それぞれであり、単純に冷えているだけが原因の場合は意外と少ないんです。自分の原因に合った改善方法をすることが大切なんです。

自分の原因に合った改善方法とは、自分の体質を知ること。


例えば、

●気(エネルギー)不足冷え

●血不足冷え

●ストレス冷え

●ドロドロ血冷え

●余分なもの(痰や食積など)がたまっちゃった冷え


など、冷えの原因っていろいろあるんですよ。(原因はこれだけではありません) 

また、原因は一人につき一つではなく、いろんな原因が重なっていることがほとんどです。

もちろん、単純に冷えている方もいます。

実際に体質を判断するときは問診といって、質問したり、舌診や脈診で舌を診たり、脈を診て、体質を判断します。
原因が分かると対処方法が分かるので、圧倒的に改善しやすくなりますよ。
自分の体質が知りたい方はお気軽にご相談ください♪

その時にぴったりのことをしよう!

中国古典「易経」研究家の竹村亞希子先生が、 時流(じりゅう)と時中(じちゅう)のお話しをよくされています。

●時流は流行を追うこと。

●時中はその時にぴったりのことをすること。

「時流を追うものは、時流によって滅びる」という言葉があり、流行に流されることを戒めています。生姜紅茶が流行っていたら、生姜紅茶を飲むのではなく、今の自分(の体質)にぴったりのことをすることが改善のカギになります! 
きっと良い結果が出ますよ♪

歳森 和明 / 薬剤師 - 国際中医専門員A級

薬剤師、国際中医師、笑顔セミナー認定講師。漢方薬局三代目。おだやかで大人しく見られがちですが、サーフィン、ダイビング、トライアスロンなど身体を動かすことや、食べ歩き・旅行が大好きなアクティブ人間です。SNS(Twitter、Facebook)で漢方や健康情報、勉強会情報を随時発信しています。