【妊娠成功症例】東京都在住 子宮筋腫あり 漢方薬と栄養素で身体作りをして妊娠成功(40才)
年令:40才
住所:東京都
身長:154cm
体重:44kg
H17年に結婚。子宮筋腫があり、6cmと9cm。
月経周期24~27日。
月経期間6日。
ご主人の精子の運動率は良かったり、悪かったり。
貧血あり。
基礎体温高温期短い。
就寝午前2時、起床午前8時
〈経過〉
H23年11/17:漢方薬と栄養素を服用開始(40才)
ご主人も精子の運動率を上げる漢方薬を服用
H24年2/18 :AIH(人工授精)→残念
H24年6/1 :AIH(人工授精)
6/26:妊娠反応陽性
7/11 :心拍確認
H25年2/6 :女の子出産(帝王切開)
妊娠中も、流産・早産を防ぐ安胎の漢方薬と栄養素をずっと飲んで頂き元気な女の子を出産されました。
この方は、6cmと9cmの子宮筋腫を持たれていました。(漿膜下筋腫)
子宮筋腫はその存在部位により、粘膜下筋腫、筋層内筋腫、漿膜下筋腫に分類されます。
粘膜下筋腫は着床を阻害して、不妊の原因になる可能性があります。
また大きな筋層内筋腫は、子宮内腔を増大させたり、卵管近位部を圧迫して、不妊の原因となりえます。
漿膜下筋腫は妊娠を邪魔する影響が少ないと言われています。
子宮筋腫は生殖年令の女性の20~25%に発生するとされ、最近は結婚年令の高齢化に伴い、子宮筋腫を有する人が増加しています。
※効果には個人差があり、効果を必ずしも保証するものではありません。
-妊娠成立への影響-
子宮筋腫の存在による子宮内腔の変形や増大、あるいは生理的子宮収縮の異常は精子移動障害や妊卵の発育、生着を妨げる可能性があります。
また子宮内膜の血流障害や菲薄化を引き起こし、着床の環境に必要である充分な内膜の発育に障害をきたすことも考えられます。
子宮内腔に影響の少ない漿膜下筋腫であっても卵管口付近に存在したり、卵管の伸展をもたらすような位置に発生した場合は、卵管の偽閉塞状態を引き起こす可能性があります。
-妊娠中の問題点-
たとえ妊娠が成立したとしても、子宮血流の障害や子宮内膜の発育不全による胎盤の発達障害や、子宮筋腫の急激な増大による子宮腔の拡大障害などにより、流産となることも充分考えられ、妊娠前に子宮筋腫がある状態で分娩まで順調にいくかどうか評価しておくことが必要です。
しかし、実際にエストロゲンにより増大、変性した子宮筋腫により圧迫症状や腹痛の原因となることは、しばしば経験しますが、それが原因で流産したり早産となるのは、極めてまれとも思われます。
また分娩時は子宮筋腫の位置によっては、児頭骨盤不均衡となり帝王切開術を余儀なくされたり、弛緩出血や胎児剥離などの誘因ともなります。
(参考文献 不妊診療プラクティス 吉村泰典 編著より)