美味しいおっぱい(母乳)のためにお母さんができること

美味しいおっぱい(母乳)のためにお母さんができること 妊活・不妊

美味しいおっぱいは、母乳(初乳)の質を上げることが大切です! 

まずは、お母さんの食事を見直しましょう。

・ケーキ、チョコレート、菓子パンなどの油脂や砂糖を多く含む特に洋菓子

・スナック菓子やカップ麺など添加物の多いもの

・フライ、天ぷら、中華料理、カレーライスなど、カロリーが高く、油っこい料理

・牛肉、豚肉などの肉類、脂身の多い魚(まぐろやうなぎなど)

・コーヒー、紅茶、ビール、などアルコールやカフェイン、タンニンを含む嗜好飲料

・清涼飲料水やジュースなど、糖分や添加物の多い飲み物

・牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品の摂り過ぎ

これらを控えることが、母乳の質を上げるために大切なんです。

乳児湿疹の対策(母乳を使用している場合)

抱っこされる赤ちゃん上記を多く摂取すると、通常の母乳より脂肪分や糖分が高くなり、「溜まり乳」となり、母乳の質が落ちます。

また、小麦、卵、大豆、牛乳などのアレルゲン食品をお母さんが多く食べると、
母乳にタンパク質が多くなり、赤ちゃんにとって消化しにくい母乳となり赤ちゃんの湿疹(乳児湿疹)を増やす原因になります。

特にほっぺたに湿疹が集中したり、頭に脂漏性湿疹などある場合、母乳の乳製品過剰摂取を疑って下さい。

また、断乳、卒乳後の幼児のほっぺたが赤くなるのも同様に、
牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品の摂り過ぎが考えられますので、
湿疹がひどい時は、摂取を控えてあげて下さい。

このケースの場合、病院にいくとアレルギー検査で反応が出ないため、
「原因不明」とか「アトピー」であると診断され、
根本原因を解決せずにステロイドなどを処方されてしまいます。

主に、母乳の質を下げているのは乳製品であり、
ほとんどの湿疹は乳製品を止めることで良くなるケースがほとんどです。

乳児湿疹の度合いは、お母さんが妊娠中または、
それ以前に摂っていた悪い食事内容によって現れます。

少しでも、お子様のために出来ることから食生活改善を実行してみて下さい。

母乳(初乳)の質を上げる栄養素の補給

特に母乳の質を上げるために必要な栄養素はカルシウム、タンパク質、ミネラルです。

母乳を通して多くのカルシウム、タンパク質、ミネラルが赤ちゃんに届けられ、母体から失われるため、妊娠・授乳期には必要不可欠の栄養素です。

歳森 和明 / 薬剤師 - 国際中医専門員A級

薬剤師、国際中医師、笑顔セミナー認定講師。漢方薬局三代目。おだやかで大人しく見られがちですが、サーフィン、ダイビング、トライアスロンなど身体を動かすことや、食べ歩き・旅行が大好きなアクティブ人間です。SNS(Twitter、Facebook)で漢方や健康情報、勉強会情報を随時発信しています。