暑いときに身体を冷やす食べ物を食べるのは、まちがい?
漢方
今日も夏みたいな天気ですね〜 。
暑い季節って、「身体を冷やす」作用の食べ物を取るのが良いと思いますか?
じつは、中医学では少し違います。
身体を冷やす生ものや冷たい食べ物は、胃が冷えて夏バテの元になってしまいます。
では、何を食べたら良いでしょう?
暑い季節は中医学では「体内の熱を冷ます」作用の食べ物を先にとることをすすめています。
暑い季節は体内に熱がこもりやすいので、「体内の熱を冷ます」作用の食べ物で、その熱を上手にとることが出来ます。
「体内の熱を冷ます」作用の食べ物はゴーヤ、きゅうり、冬瓜、セリ、トマト、ナス、緑豆、セロリ、はと麦などがオススメです。
僕もこの時季、はと麦茶を飲んでますが手軽で美味しいですよ。
また、暑くなって汗をかくと身体全体の水分が減るのと同時に、「気」も消耗してしまいます。
だから、熱を冷ます食べ物の他には、身体を潤し、水分が生まれる食べ物もオススメです。
その中でも豆腐は良いですよ〜!
女性ホルモンを整える成分のイソフラボンが更年期の諸症状を和らげます。
豆腐の他に潤いを生む食材は、緑豆、湯葉、きゅうり、冬瓜、トマトなどがあります。
でも、、暑い日にどうしても冷たいものが食べたいと思うこともありますよね。
今日はアイククリーム食べたいな〜とか、かき氷美味しいよね〜とか。笑
そんな時は、熱い飲み物を食後に飲むだけで胃腸への負担をかなり減らすことが出来るので、試してみてください。
脾胃を元気にしよう!
また、この季節を元気に過ごすために大切なのが脾胃が元気なこと!
食べ物が身体に入ってくると胃で消化吸収して、脾が食べ物の栄養を全身に行き渡らせます。
この脾胃を中心に身体の気がぐるぐる回ります。
ですから、
・腹八分目
・よく噛む
・白湯を飲む
ことが脾胃を元気にする生活養生のポイントです。