体内時計ズレ 不妊症に
腎・生殖器・ホルモン系が働く時間帯は、夜10時~2時の間と言われます。
この時間帯に成長ホルモンが分泌されて、精が整うようになっています。
今は、みなさんライフスタイルが夜型になっていて、
夜12時前後に寝られる方達が多いようです。
これではホルモンの分泌が足らず、精の不足がおこってしまいます。
体内時計ズレ 不妊症に
読売新聞2015年8/31の記事に「体内時計ズレ 不妊症に」というタイトルの記事がのっていましたので、ご紹介します。
『加齢に伴う体内時計のリズムのずれが、不妊症につながることがマウスを使った実験で分かったと、大阪大学などが発表した。
規則正しい生活で体内時計のリズムが一定に保たれれば、不妊症の改善につながる可能性があるという。
生後8~12ヶ月(人間の30代半ば~40代に相当)の雌のマウスを3週間、箱の中で飼育した後、雄のマウスを箱に入れると、妊娠成功率は約10%だった。
変化した周期に合わせて、箱を暗くしたり明るくしたりすると、成功率は約70%に上がった。
同様の実験を若いマウス(生後2~6ヶ月)で行うと、体内時計の周期を変えても高率で妊娠した。
加齢に伴って体内時計を調節する機能が衰え、ずれが生じると、
脳の神経細胞から排卵の指示を出すタイミングもずれて不妊につながる可能性があるという。
研究チームの中村 渉・阪大准教授は「人でも、若い時は無理な生活をしても体内時計の周期を一定に戻せるが、加齢で衰える。
高齢妊娠の成功率を高めるには、夜更かしをしないなど規則正しい生活を続けることが重要だ。」
と話す。』
薬3割・養生7割
私はよくお客様に、薬3割・養生7割と言っています。
お薬をよりよく効かすために、養生の大切さをお伝えしています。
例え話によく言うのが、
「糖尿病の患者さんがまんじゅうやケーキを毎日何個も食べて、糖尿病の薬を飲んでも効きが悪いですよ。」と。
そして、運動よりも早く寝ることが一番大切です。
夜の11時までには寝て、睡眠時間を7時間は確保しましょう!