温めて改善しない冷え性もあるんだよー! びっくりでしょ!?

温めて改善しない冷え性もあるんだよー! びっくりでしょ!? 漢方

「冷え性は必ずしも温めることが正解ではない。」

こんなことを聞いたらびっくりするかもしれませんが、これはホントの話です。

冷え性とは、冷えているという結果であり、必ずしもその原因がいわゆる冷えから来ているとは限らないんです。 

●緊張タイプの人も冷える

●血が不足しても冷える

上記の場合、温めても冷えは改善しない。

温めることは良いことだと思っていても、逆に、身体を温める飲食物や漢方で体調を崩すことだってあります。

自分自身の不調の「原因」を知り、改善することが大切なんですよ!

 生姜紅茶が流行っているからって、毎日飲むことで不調になる体質の方もいます。

流行りの健康法に流されないで!

最近、甘酒が流行ってますが、毎日健康のためにとガブガブ飲んでいたら、体調崩す原因になることもあります。

特に舌に厚いコケがべっとりついている痰湿(たんしつ)タイプの人は気をつけて。 
甘酒ように甘くてベタベタしたものの飲み過ぎは余分な痰を生みます。 
痰湿のイメージは、ヘドロのようなものがべっとりついているイメージ。

あと、甘味は動きを止める味。
食事の前に甘いものを食べちゃいけないのは消化の働きにブレーキがかかるからなんですよ。

ちなみに、痰湿タイプの人の特徴を書いてみると・・・

・身体が重だるい

・体脂肪率が高い

・めまい、吐き気

・にきび、吹き出物

・むくみやすい

・肌が脂肌

・水太り

・軟便、下痢傾向

・割と車酔いしやすい

・痰やつばがよく出る

・雨の日は調子が悪い

などです。

●水を毎日2リットル以上飲む。

●毎日生姜紅茶を飲む。

●スムージーを毎日飲む。

流行りの健康法が自分の体質に合うとは限らないので、気をつけて!

不調には必ず原因があるので、その原因を特定してその原因にアプローチするという視点が大切です!

漢方は原因にアプローチ出来るからオススメなんです♪   漢方もなかなかすごいでしょ!笑

歳森 和明 / 薬剤師 - 国際中医専門員A級

薬剤師、国際中医師、笑顔セミナー認定講師。漢方薬局三代目。おだやかで大人しく見られがちですが、サーフィン、ダイビング、トライアスロンなど身体を動かすことや、食べ歩き・旅行が大好きなアクティブ人間です。SNS(Twitter、Facebook)で漢方や健康情報、勉強会情報を随時発信しています。