CMソングの女王ミネハハさんの感動と癒しのコンサートを聴いて(2019.11.6)
10月27日(日)に福山市で開催されたミネハハさんのコンサートへ行きました。
ミネハハさんは3000曲を超えるCMソングを歌っていた人で、アフリカの3ヶ月間の一人旅で人生の価値観を大きく変え、一人一人の心に届くソロシンガーMINE HAHAとして、自分の歌を唄いたいと1944年にソロデビュー。
歌を聴くと高温のやさしい柔らかい声で本当に心に響く歌声でとても感動しました。
そんなミネハハさんの声がなぜ人を感動させ、癒し元気を与えることができるのか、それを医学的に解明された末武信宏氏(医学博士)が書かれた本を売っていたので買ってみました。
その本には魂に響く歌声とは、交感神経も副交感神経も刺激し、自分が解き放たれ聴いている人たちの胸の奥に潜んでいる本当の自分を導き出す。
ー心地よい音楽による刺激は、副交感神経の活動を活性化するー
心地よい音楽を聴くことで、副交感神経の働きが向上し、細胞の隅々まで血液がスムーズに流れるようになります。血流が良くなるということは、全身の細胞が活性化し、健康や若返りや美容にも繋がります。
実際、心が落ち着く音楽を聴くと、心拍数・呼吸数・血圧が下がることがこれまでの多くの研究や実験で明らかになっています。
ーヒーリング音楽とミネハハさんの肉声の違いー
ヒーリングミュージックには、ほとんどが交感神経の過剰な働きを抑制するようなテンポとメロディーラインが採用されます。
しかし、ミネハハさんの声は副交感神経を高める声の周波数を持っています。自然に心に染み込む人が最も心地よく感じる周波数です。
ー人間の声こそが、真に感動や癒しに導く力を持っているー
シンセサイザーでいくら弦楽器やストリングスの音を製作しても、伝わってくる「感情を呼び起こす何か」が足りなかったのです。
落ち着く・リラックスする・気分が良くなるといった感想を多く寄せられても、感動する・涙が溢れる・身体が震えるといった感想は少なかった様です。
人間の歌声が入った音楽は、多くの人を感動させ涙させます。これは、人間の声こそが多くの人を真に感動や癒しに導く力を持っていることに他なりません。
交感神経が過剰に高まっている現代人にとって、副交感神経のレベルを上げることが大きなポイントの様です。
いかに癒しの時間を作るか、癒される状態になるかを考えなけれななりません。