膝の痛みの薬の口コミをネットで調べて分かったこと。
テレビコマーシャルやインターネットで膝の痛みのサプリメントって、すごく多くないですか?
グルコサミンとかコンドロイチンとかコラーゲンとか(^_^;) 新聞の広告にも入ってますね。
でも、こんなに多くの良い商品があるのに、膝の痛みが良くなる人と良くならない人がいます。
これは木を見て森を見ずというか、膝の痛みの本当の原因をみていないことが、改善を妨げているのではないかと思っています。
膝の痛みは、一人ひとり原因が異なるんですよ〜。
インターネットを見ても商品の説明ばかりで、原因について考えることは書いてありませんでした。
原因から解消することで、痛みはとても楽になりますよ!
原因から治療することの大切さ
先日、「先生、膝が最近痛くて曲がらんのよ〜。歩きにくいわ〜」と当店で10年以上化粧品を買われているお客様に言われました。
仲良しのお客様なので、「それは大変!」ということでお話しをお聞きしました。するとすぐに分かったことがありました。
お話しの中で甘いものと果物をよく食べていると言われたので、舌をベーッと出してもらうと舌の上に苔がベットリとついていました。
漢方では、このように舌の上に厚い苔がベットリとついている場合、身体に不必要なものが溜まっていると考えます。
痰湿(たんしつ)と言って、例えたら排水管につくヘドロのようなものです。
このベタベタしたものが気・血の流れを悪くして、痛みが出ることは膝の痛みの原因としてよくあることです。
ちなみに、この痰湿というものは胃腸で作られるので、食べ物や消化・吸収能力ととても関係しています。
痰湿を生みやすい食べ物は、甘いもの、脂っこいもの、量が多い、乳製品、甘酒などいろいろあります。
自分の消化能力より多く食べることで、痰湿が生まれることもありますし、身体に良いものでも多く食べ過ぎることで毒になることもあります。
この方の場合、甘いものと果物を多く食べ過ぎていることが分かりました。
さらに、舌と脈をチェックして、身体の中に熱や冷えのアンバランスがないかも診ていきました。
この方には、血流を良くする漢方薬と痰湿をとる漢方薬を1ヶ月分お渡ししました。
そして、1ヶ月後に来られたときに、「膝が曲がるようになって、かなり調子が良いよ。さっき病院にも行ってきたけど、先生にもよくなりましたねって褒められたわ〜」と言われていました。
今は、だいぶ改善されたのですが、飲んでいる方が調子が良いということで、量を半分にし続けてもらっています。
この方の例はあくまでも一例です。
膝の痛みは一人ひとり原因が異なりますからね。 なので、原因から解決していくことが大切だと感じています。
膝の痛みの薬について調べてみたら・・・
インターネットで膝の痛みの薬について調べたら、グルコサミンやコンドロイチンなどのサプリメントについての広告が出てきます。
これらのサプリメントが悪いとは言いませんが、原因を特定せずにただ飲んでいても改善は難しいと思います。
グルコサミンやコンドロイチンは軟骨成分なので、軟骨の材料を補給するという点では、良いかもしれませんが、痛みの原因は軟骨の材料補給一択ではありません。
なので、その方の食事や生活習慣や年齢を考慮して、体質を判断して原因を特定することが、改善への一番の近道だと思います。
痛み止めの湿布や塗り薬なども、痛みがあるときは使えばよいと思いますが、あくまでも炎症や症状を一時的に抑えるものなので、そこは注意しましょう。 原因から解決することが大切です。
また、薬ではありませんが、痛みの原因として筋肉が固くなることで痛みが発生していることもとても多いです。
この場合、整体や鍼灸という方法を併用すると早く痛みが解消されます。
膝の痛みは60歳を超えると2人に1人が悩みを抱えていると言われています。
闇雲にインターネットや通販のサプリメントを服用するのではなく、まずは自分の痛みの原因を特定しましょう!
一人でも多くの方が痛みから解放されて、元気に生活を送っていただきたいな〜と思っています。
もっと詳しく知りたい方は以下のリンクからお願い致します。
http://toshimori-jp.check-xserver.jp/blog/2256