2300年前からこれやると必ず国が滅びると言われていること。これは健康にも当てはまるね。
漢方
僕は中国古典が大好きなんです。古典って、何千年も前に書かれたものが現代にも消えずに読み継がれている。
これは真理だからです。 もちろん、現代の人にもとっても当てはまるんですよ〜。
中国古典は会社経営や家庭、健康にも広く役立ち、気づきがたーくさんあります。
今日は、中国の後漢の時代の荀悦(じゅんえつ)が唱えた四患(しかん)から得た気づきについて書きたいと思います。
これやると国が滅びると2300 年前から言われていたこと
四つのやってはいけないことを四患(しかん)といいます。
その中身は「偽私放奢(ぎしほうしゃ)」であると書かれていて、これを行うと必ず国が滅びると言われています。
●偽:いつわり(うそ、いつわりのこと)
●私:わたくし(私心、私利私欲のこと)
●放:ほうまん、ほうらつ(でたらめ、無責任)
●奢:おごり、たかぶり(贅沢、ムダ使い、心のおごり)
偽私放奢を行うと必ず国は滅びると言われ、2300年前から戒めるように言われ、現代まで伝わっています。
現代でも全く当てはまりますよね〜。
経営者が偽私放奢を行うと会社は倒産すると思いますし、家庭に当てはめてもヤバイですよね。
そして、これは健康にも当てはまるよな〜、と思いました。
自分の体調が悪くても、体調を偽って身体の声を聞かず、休まなかったり、無理が続くと体調を崩します。
自分の好き放題ばかりやっても心身のバランスを崩しやすくなります。
自分の心と身体にでたらめや無責任でも健康に良くないですし、贅沢や心のおごりがあってもいけません。
中国古典はおもしろい
いかがでしたか? 中国古典は知恵の玉手箱です。
漢方では特に心と身体は繋がっていると考えるので、偽私放奢を戒めて、
自分の心に正直に、感謝の気持ちを持って、謙虚に生きていきたいですね。
これ、自分に言ってまーす♪笑