男性原因の不妊・日常生活で気をつけること!(2021.05.24)
妊活・不妊
男性原因の不妊が増えています。
日常生活で精液改善に気をつけることを書いてみます。
A.食事の改善
①タンパク質を十分摂取する
だいたい甘いものやご飯物・ラーメンが大好きな人が多い。
食事を変えると変わります。
ご飯物を少なくして、タンパク質を多く摂るようになってから、精子が10倍に増えたという報告があります。
お父さんがチョコレートやラーメンばかり食べていたら精子を作る材料が無くなってしまいます。
肉食にしてもらうと材料が増えるという単純な理屈。
1~2ヵ月で改善が見え始め、3ヵ月くらいからグッと精子の量が増えます。
もとから多い人はもっと増えます。
②カルシウムを十分に摂取する
受精に関して、精子の鞭毛はカルシウムイオンで動きます。
一日に必要なカルシウムは600mgですが、みなさん大体400mgしか摂っていません。
日本人の腸には、牛乳のカルシウムを吸収するために必要なラクターゼという酵素が少ないので、牛乳ではカルシウム補給になりません。
B.ストレスを溜めない
慢性的な疲労感やストレスが精液に影響している事が多い。
身体が疲れていると生殖器も同じように疲れています。睡眠は十分に取る。
C.電磁波に気をつける
電磁波は生殖機能に影響する可能性があります。
携帯電話をポケットに入れない等の工夫が必要です。
睾丸に近いので影響を受けます。ひざの上のパソコン操作はだめです。
D.禁煙する
たばこは精子の数、運動量ともに減少します。
さらに奇形精子が増え、受精能力が低下します。
E.大量のアルコール
精子の数の減少や運動能力が低下する可能性があります。