ダイエットと睡眠の深い関係
ダイエットと睡眠には深い関係があります。
結論から言うと、睡眠不足の場合、肥満度が高くなる傾向にあります。(特に睡眠時間が5時間以下の場合)
睡眠時間の少ない人は、7〜9時間の睡眠時間を確保している人と比べて73%も肥満になりやすいと言う調査結果もあるんですよ。
実際に漢方ダイエットの相談をしている中で、早く寝る人ほど代謝が上がりやすく、体重も落ちて行きやすい傾向があります。
逆に食事の工夫を頑張っていてもなかなか体重が落ちにくい時は、睡眠不足が関係していないかチェックしましょう。
睡眠不足で身体が疲れることで、代謝が落ちて、体重が落ちにくくなっているケースもよくみられます。
これは漢方でいうところの気虚体質の肥満ですね。 気虚体質は身体を動かすエネルギーが落ちている体質です。
睡眠は時間だけでなく、質も大事
睡眠は質もとっても大切です。 質を上げるためには、疲れをとったり(気虚体質の改善)、不足している血を補ったり(血虚体質の改善)、ストレスや緊張をとり、巡らせる(気滞体質の改善)などの体質改善がオススメです。
栄養的には睡眠ととても関係の深いホルモンのメラトニンの原料になるトリプトファンを補うアプローチもあります。
また、布団に入る時間は22時〜23時には入る方が良いです。 身体を修復する成長ホルモンの分泌が促されます。
以下に、かくれ不眠のチェック項目を載せてみました。 試しにチェックしてみてくださいね。
かくれ不眠チェック
□寝る時間が毎日バラバラ
□休日に寝だめする
□寝つきが悪い
□夜中に何度も目が覚める
□予定よりも早く目が覚めてしまう
□熟睡感がない
□昼間によく居眠りする
□集中力が途切れがち
□やる気が出ない
□睡眠時間が短くても平気
□よく眠れない
□夜更かしをする
※一つでも当てはまるものがあったら、「かくれ不眠」の可能性があります。
良質な睡眠はダイエットに役立つ
いかがでしたか? もちろん、ダイエットは食事の要素や内容なども大きく関わりますが、正しく食事を気をつけても効果が上がらない方で、睡眠不足の方は早く寝てみてくださいね。 きっと、体調も回復しますよ。
あと、夜更かしするとお腹が減るという話もよく聞きます。ダイエット中の人は早く寝ましょうね〜。笑