ボロボロの身体のままゴルフしていませんか？

・身体が痛い

・身体が固い

・身体が疲れている

・集中力が続かない

などの状態でゴルフをしていませんか？
身体に痛みや不調がある状態でゴルフをしてもなかなかスコアも伸びません。

技術力向上で一番大切なことは健康でしなやかな身体でゴルフをすること

「ゴルフ　技術力向上」というワードでインターネット検索してみました。

いろいろ出てきますね〜。
道具、グッズ、ユーチューブ動画も多いですね。　トレーニング、筋トレ、練習方法などもいろいろ出てきます。

しかし、すべての土台になるのが健康体で柔らかくしなやかな筋肉を作ることです。
この状態でゴルフをしましょう。

筋肉が硬くなると関節の可動域が下がり、痛みが発生します。
病気でも怪我でもなく痛みが起きている場合は、疲労の蓄積による筋肉の柔軟性低下です。
この柔軟性低下でパフォーマンスが上がらないという原因はとても多いです。

身体のコンディションを普段から整えておくと、ゴルフだけでなく仕事にも良い影響が出ます。
心と身体は繋がっているので、体調が良いことはメンタルの強化にも繋がります。

人間の身体も車の車検と同じように定期的にメンテナンスすることが大事です。
こまめに整えることで、大きな故障をする機会もグンと減ります。

ゴルファーが故障しやすい身体の部位について

ゴルフは全身運動なので、身体のいろんな部分に負担がかかります。

特に上半身だと首、肩、背中、手首、下半身だと膝、腰、股関節などに負荷がかかりやすいです。

運動をすると必ず筋肉は固くなります。　そして筋肉が固いまま運動を続けることで故障に繋がります。

筋肉を柔らかくしなやか状態でゴルフをすることはスコア向上だけでなく怪我の防止にもとても関係しています。

また筋トレ後は疲労回復運動（運動生理学でいうクーリングダウン）を行うことも重要です。

 

漢方的視点から見る筋肉や不調の原因

筋トレブームでプロテインを飲むことを普段から習慣にしている人も多いと思います。

タンパク質やアミノ酸は筋肉の材料なので、栄養素の補給には良いかもしれませんが、全ての問題がプロテインだけで解決するわけではありません。
材料である栄養素は吸収されてはじめて役に立ちます。

つまり、栄養素を吸収するためには胃腸のコンディションも大切です。
漢方的な体質とその体質の代表的な漢方薬について順番にご説明していきます。

気虚（ききょ）

栄養を吸収する働きが落ちているとせっかくの良い材料が活かされません。
漢方では身体や内臓の働きに関係するエネルギーを「気」といいます。
気が不足していたり、気の巡りが悪いと働きが悪くなります。

この場合、気が不足している場合は補い、気が巡ってない場合は巡らせることで働きは改善されます。

気が不足していることを気虚（ききょ）と言います。
この気虚を補う漢方薬の代表は四君子湯です。

気滞（きたい）

気が巡っていない状態を漢方では気滞（きたい）と言います。
気滞の状態の人はイライラしやすくなります。
この気滞を改善する漢方薬の代表は四逆散です。

血虚（けっきょ）

少し話は変わりますが、ゴルフをされる方でよく足がつるというご相談も多いです。
この場合も考えられることはいくつかあります。
漢方では筋肉を養うためには「血」が大切だと考えます。
筋肉に血が不足した状態だと乾燥しやすく、例えるならビーフジャーキーのような筋肉になってしまいます。
このような筋肉はつりやすいです。

プロテインを服用していても、血が不足して筋肉に潤いがない方はパフォーマンスが上がりません。
血が不足している状態を漢方では血虚（けっきょ）と言います。
血を補う代表的な漢方薬が四物湯です。

足のつりに関しては気の巡りが悪い気滞や血の巡りが悪い血瘀でも起こります。

陰虚（いんきょ）

漢方で考える潤いは2種類あります。血の潤いともう一つは水の潤いです。
水の潤いが不足した状態を陰虚と言います。

陰虚を改善する漢方薬の代表が六味丸です。

血瘀（けつお）

また、血流が悪くても筋肉は養えません。血流の悪さは痛みにも繋がります。
人間が取り入れた酸素と栄養は血管内の赤血球が運びます。血流が悪いと身体の細胞へ酸素や栄養が行きわたることが出来ません。

血流を良くする漢方薬の代表は桂枝茯苓丸です。

陽虚（ようきょ）

また、身体が冷えていても血流や新陳代謝が悪くなりパフォーマンスが落ちてしまいます。
お風呂に入り体調が回復する場合、冷えて体調が悪くなっている陽虚（ようきょ）の可能性が高いです。

陽虚の改善に良い漢方薬の代表は八味地黄丸です。

痰湿（たんしつ）

コレステロールや中性脂肪などのような余分なベタベタしたものが体内に溜まっている体質がこの痰湿（たんしつ）体質です。
痰湿は血管内でつまりの原因になり、巡りを妨げるので様々な不具合を生みます。

この痰湿を改善する漢方薬の代表は二陳湯です。

筋肉を柔らかくしなやかにする楽らく受動運動

ゴルフなど身体を動かすことで筋肉は必ず固くなります。
怪我でも病気でもない場合、筋肉が固くなることでご自身のゴルフパフォーマンスを落としている方がとても多いです。

筋肉が柔らかくしなやかな状態でゴルフをすると、可動域が上がり自分の思うような身体の動きでゴルフが出来るようになります。
結果、スコアも伸び易くなります。

楽らく受動運動は寝たまま運動が出来る運動機器です。
筋肉を柔らかくして新陳代謝や血流を上げるので、疲労回復やストレス解消にもぴったりです。

ゴルファーにとって漢方薬は役立つ場合が多いんです

漢方薬の服用について一つ注意点があります。
漢方薬はプロスポーツ選手の場合、ドーピングにひっかかる可能性があるので残念ながら服用することをオススメ出来ません。
プロゴルファーやドーピング検査がある大会に出場する方は服用を控えてください。

疲労回復

「漢方薬は長く飲まないと効かない？」と思われている方もおられるかもしれませんが、即効性のある漢方薬もあります。特に原料が動物からとられているものはとても早く効きます。
その中でも疲労回復においては霊黄参（れいおうさん）という漢方薬が優れた効き目があります。

牛黄と人参という組み合わせのこの漢方薬は滋養強壮の働きで疲労回復にとても役立つので、疲れから体調が今ひとつ上がらないという時に効果を発揮します。
もちろん、ゴルフをした翌日に疲れをとって元気に仕事に行きたいという時にもオススメです。

集中力アップ

ゴルフはメンタルのスポーツとも言われています。　ストレスもスコアにとても影響します。
思うように身体が動かないことやイライラすると、頭に熱がこもります。
ゴルフ以外でも、いつもスマホやパソコンなどを使うことでも頭に熱がこもりやすくなります。

頭に熱がこもると集中力が保ちにくくなり脳疲労に繋がります。
ゴルフはとても集中力を必要とするスポーツです。　うまく集中ができるとスコアにも良い影響が出ます。

漢方薬ではこちらも羚羊角といって動物生薬を原料として作られた漢方薬の能活精（のうかっせい）が役に立ちます。

また、細胞膜栄養療法といって脳の働きを高める栄養療法もあります。集中力を高める方法は頭にこもった熱をとる以外も様々なアプローチがあります。

消化を助ける

ゴルフ場などで食べ過ぎたり、飲み過ぎたりすることでパフォーマンスを落としている場合もあります。笑

現代人は普段から食べ過ぎ傾向で胃腸に負担がかかっている場合が多いです。

消化を助ける漢方薬やサプリメントを上手に使うことで、胃腸のコンディションを整え、パフォーマンスを上げることが出来ますよ。

酵素断食（ファスティング）なども良いでしょう。

一人ひとりの異なるお悩みを解決できる

人によって、コンディションを落としている原因は異なります。

血流が悪い、ストレスによって気の巡りが悪い、筋肉を潤す血が不足しているなど様々です。

そのような不調に漢方は役に立ちます。

過剰なものは減らし、足りないものは補い、滞っているものは巡らせることが出来ます。

健康な肉体を手に入れることは全ての土台になるので、ゴルフスコアの向上はもちろん、仕事にも良い影響が出ます。

 

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カウンセリングを行う薬剤師は、スポーツファーマシストやプロスポーツトレーナー協会の公認トレーナーの資格も取得しています。　しなやかな筋肉を作るために、身体の外側と内側の両方からアプローチします。
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