【妊娠成功症例】第2子希望(第1子出産後も栄養素服用)漢方薬併用で8カ月後自然妊娠(40才)

40才、第1子出産後も栄養素を続け、8ヶ月後に第2子を自然妊娠
【妊娠成功症例】第2子希望(第1子出産後も栄養素服用)漢方薬併用で8カ月後自然妊娠(40才) 妊活・不妊

年齢:40才、会社員(フルタイム)
住所:岡山市

身長:155cm
体重:50kg

〈症状〉

H16年結婚(27才)

月経周期25~30日、期間7日

月経血に塊あり、疲れ易く、冷え症、神経質

経過

(1)第1子を希望(37才)

H26年4/7:漢方薬、栄養素を服用開始

H27年4/3:自然妊娠

      11/27:元気な男の子を出産

(2)第2子を希望(39才)

H29年4/7:漢方薬・栄養素を服用開始

         12/5:自然妊娠 、6周目心拍確認(40才)

H30年1/24:13週目胎児は順調に成育中。  出産予定は7月末

第1子は妊娠するまでに1年かかりました。
第1子出産後も栄養素はずっと続けていらっしゃいました。
そのため、身体の基礎がきちんと出来ているので、第2子を望まれて8ヶ月の服用で自然妊娠することが出来ました。

今、2人目不妊で悩んで来店される方が多いです。

不妊の原因の一つとして、栄養素の不足により母体という畑が不毛の地になっていることが考えられます。

※効果には個人差があり、効果を必ずしも保証するものではありません。

妊娠・授乳中は普段の栄養素の必要量が2~3倍になります。

お腹を見つめる妊婦さん例えば

カルシウム一日摂取量

成人(女)600mg

妊娠中 1400mg

授乳中 1700mg

日本人のカルシウム摂取量は1日400mgくらいで随分不足しています。

妊娠中、授乳中に1400~1700mgのカルシウムが必要なので、当然母体の胃や歯がボロボロになってしまいます。

日本の土壌は世界的にもカルシウムの含有量が少ないので、飲料水もカルシウムが少ない軟水です。

例えば)日本8.8(ppm)に対して

台湾49.8

ヨーロッパ31.1

ビルマ23.6

フィリピン30.9

妊娠中は赤ちゃんの骨を作るためには、合計30~50gのカルシウムが必要で、
もし母親が妊娠中にカルシウムを全く摂取しなかったら母親の骨から5%分のカルシウムが失われる事となります。
これは歯の弱り(虫歯)と骨粗しょう症への第一歩を踏み出してしまう事になります。

特に妊娠中・授乳中はカルシウムが大量に必要なため、普段の食事だけでカルシウムを補うことは難しくなります。

吸収の良いカルシウム製剤で補いましょう。

(牛乳などの乳製品でカルシウムを補うとしても、
日本人の腸には牛乳のカルシウムを吸収するために必要なラクターゼという酵素が少ないので、
牛乳を飲んでもカルシウム補給にはなりません。)

受精卵が分裂・増殖していって、 胎児になるためには亜鉛が必要です。

芽を出す植物

亜鉛の一日の必要量は成人で12mgですが、日本人は9mgしか摂っていません。
さらに妊婦・授乳婦の亜鉛必要量は、妊婦で1日20mg、授乳婦で1日25mgですが、若い女性の摂取量は約6.5mgと言われています。
また亜鉛が不足すると、妊婦さんの体調変化として

①つわり

②免疫力の低下→風邪などひきやすい

③貧血気味

④うつ状態、育児ノイローゼ状態

などがあります。

亜鉛は、貝の牡蠣には多く含まれていますが、その他の食物には少ないです。
よく安価な合成の亜鉛のサプリメントが販売されていますが、これはおすすめ出来ません。

天然の牡蠣を湯煎抽出して出来た牡蠣肉エキスが最高です。

ぜひ栄養素を摂取して、母体を栄養たっぷりの土壌にしましょう!

歳森 和明 / 薬剤師 - 国際中医専門員A級

薬剤師、国際中医師、笑顔セミナー認定講師。漢方薬局三代目。おだやかで大人しく見られがちですが、サーフィン、ダイビング、トライアスロンなど身体を動かすことや、食べ歩き・旅行が大好きなアクティブ人間です。SNS(Twitter、Facebook)で漢方や健康情報、勉強会情報を随時発信しています。