【生理不順】初潮から不順、高校生の頃から生理がこなく、漢方薬で1カ月後自力で生理が来る!(23才)

23才 Bさん 156cm 52㎏ 会社員

〈症状〉

初潮:小学3年~4年生の時

中学生までは34ヵ月に1回の生理

高校2年生の時、ストレスで生理がまったくこなくなった

高校3年生の時からピルを毎月服用

H30年)

R3.3月 婦人科でプレマリン+ノアルテンを服用

毛が濃くなり、体重増加、むくみ

別の産婦人科でホルモン剤を飲むが、便秘して生理1日で終わる

 

多のう胞性卵巣(男性ホルモンが多い)

舌質紅、疲れ易い、気力低下、イライラ、便秘

就床午前1時、起床午前7

〈経過〉

R5.3/4:漢方薬

R5.3/27:自力で生理になる

〈コメント〉

Bさんは多のう胞性卵巣があるため、初潮の時から34ヵ月に1回の生理でした。

高校生の時はストレスから生理がこなくなり、ピルを毎月服用。

多のう胞性卵巣の人は月経は23ヵ月に1回の人から半年に1回などさまざまです。

ホルモン剤を飲まずに、生理不順を治したいと漢方薬の服用を希望。

子宮・卵巣の血流をよくし、脳下垂体からのFSH(卵を作れ)、LH(排卵しなさい)の分泌をよくするもの、また卵巣自体の機能を高めるものなどを処方しました。

睡眠時間もとっても大切です。

午後10時~午前2時までの間は、生長ホルモンなど身体を修復するホルモンが働きます。

Bさんは午前1時に寝ているのを最低午後11時までには寝ていただくようにお伝えしました。

そして、睡眠時間としても7時間は必要です。

体が疲れていると生殖器も疲れています。

すると、約1カ月後に自力で生理になり、本人もびっくりでした。

これからも半年ほどは漢方薬を続けていただいて、毎月きちんと自力で生理がくるようにしましょうと、お話ししました。