腸の形に注目! ねじれ腸と便秘の関係
こんにちは。今月は腸と便秘のお話です。
いろんな方法を試しても、慢性的な便秘に悩んでいる方は少なくありません。
便秘の原因はいくつかありますが、その原因のひとつとして、
腸の形によって便秘になっているケースがあります。
欧米人の大腸は、直線的でまっすぐな人が多いのに対し、
日本人の約8割は曲がりくねった形「ねじれ腸(正式名称:腸管形態異常)」をしているそうです。
ねじれ腸になると、硬くなった便が通りにくくなるため、便秘になりやすいです。
ねじれ腸の方の特徴は、
・子供の頃から便秘
・ぽっこり下腹が出ている。
・大腸ファイバーがすっと通らない。
などがあります。
中には、あばら骨のすぐ下にあるはずの横行結腸が下に落ちて、
骨盤内で重なっている人もいます。
これは「落下腸(らっかちょう)(正式名称:総腸 間膜症」と呼ばれるケースで、
便がさらに出にくくなります。
便秘解消には、食生活や生活習慣の改善がとても大切ですが、
これらを改めても 便秘が改善しない場合は、「大腸の形」による通過障害を疑ってみて下 さい。
この日本人に多い“腸の形”に着目し、内視鏡で2万人以上の腸を見る中で、
便秘改善の独自のマッサージ法を考案した先生がおられます。
久里浜医療センター内視鏡部長の水上健先生です。
腸の形は生まれつきですが、このマッサージ法を行うことで、
一時的にねじれを緩めたり、あばら骨側に持ち上げたりすることで、便秘を解消します。
定期的に排便出来るようになると、ねじれも改善して便秘になりにくくなります、
と水上先生は言われています。
便秘の方はぜひ一度、水上先生考案の「腸ゆらしマッサージ」を試してみて下さい。
もっと詳しい内容が知りたい方は、
水上先生の著書「100歳まで生きる腸の強化書」に詳しく書かれています。
*~こせがれのひとりごと~*
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こんにちは。
いつも福神トシモリ薬局をご利用頂きありがとうございます。 本年もどうぞ宜しくお願い致します。
今月は医療・環境ジャーナリストの船瀬俊介さん流、
健康長寿を満喫するための5つの習慣をご紹介したいと思います。
その内容とは、①「少食」、②「笑い」、③「感謝」、④「長息」、⑤「筋トレ」です。
これらの5つの方法は、お金はかからず、誰でも楽しく出来て、効果は抜群なの
で、とてもオススメです。
①ファスティング(断食):フランスでは、メスのいらない手術とも表現されています。
超一流のアスリートやモデルも日々の体調管理にファスティング(断食)を取り 入れています。
②笑い:笑うことで、免疫細胞のNK細胞は6倍も増えるそうです。
楽しく健康になり一石二鳥です。
③感謝:「ありがとう」は万病を癒す〝魔法の 言葉〟。
「感謝の心」と健康のメカニズムは最新脳科学でも立証されています。
④長息: 万病は低血流、低酸素から発症するとも言われます。息を深く、長く 吐く。
それだけで「副交感神経」が活性化し、血行が促進され、心身に良い影響を与え ます。
⑤筋トレ:病気、老化の大きな原因が筋肉の衰えです。
筋肉を鍛え、増強するこ とで、若返り、アンチエイジンング効果があります。
いかがでしたか?
もうすでにこれらの習慣を実践している方はたくさんいらっしゃると思いますが、
改めて意識して行うことで、2017年も元気に過ごしましょう!
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