◆2016年5月号 |
そうだ!元気な髪の毛を育てよう! 東洋医学では、髪の毛は血の余り「血余(けつよ)」と考えられています。 髪の毛は自分の身体の内部で生まれた「自分そのもの」であり、 食べたものが消 化吸収され血液に乗り全身に配分されて、 毛細血管から毛を作る組織に取り込まれ、成長します。 全身に十二分に血が巡って、そのうちの余分な血が髪の毛になると考えられています。 ただし、西洋医学と違い、血(けつ)とは、血そのものでなく、血を含む栄養全 体のことを言います。 薄毛になりやすい人の体質には血の巡りが悪くなりやすい要因があって、 現代の 私たちの生活の中にも頭皮・全身の血の巡りが悪くなる理由がたくさん存在し ています。 血が不足した状態「血虚(けっきょ)」の状態が続くと薄毛になります。 薄毛になり始める時には、 ①全身の血の巡りに余裕が無くなり始めて(血虚の状態)、 余分な血と含まれる栄養が頭皮に巡って来なくなり始めている か、 ②頭皮 自体が弱って十分に血と栄養を巡らせなくなっているのか、 ③その両方になって います。 さらに、髪の毛を元気にするためには基礎と土台が必要です。 心と身体が基礎 で、頭皮は土台です。 心と身体に余裕があって、全身の血の巡り=エネル ギー の流れ(「氣」の流れ)が良い状態が大切です。 心と身体の状態は、建物に例えると土の中にある基礎の部分に当たります。 基礎は土台である頭皮の余裕を支えるために絶対に必要な部分です。 逆に言うと心、身体、頭皮の3つに余裕がなくなると薄毛になります。 ですから、血を増やすこと、血の巡りを良くすること(ドロドロ血液はダメ)が 大切です。 また、髪の毛は血以外の要素では、五臓六腑の「腎」と深く関係しています。 「腎」を元気にすることは、髪の毛を元気にするだけでなく、アンチエイジング にも繋がります。 詳しく知りたい方は、資料もありますので、お気軽に お声か け下さい。 漢方で心と身体を癒し、頭皮を元気にする栄養素を補給し、 ケアすることで、元気な髪の毛を育てましょう! *~こせがれのひとりごと~* ---------------------------------------- 笑顔の人って素敵ですよね。 では、つくり笑いは悪いことなんでしょうか? 結論から言うと、つくり笑いであっても幸せになれるんです。 笑顔をつくれば、 心はついてきます。 具体的には、私たちが笑うとき、「顔面フィードバック効果」という働きにより、 笑顔の表情筋が動くことで、それに連動した脳の感情プログラムが呼び起こされ、 自分でも気づかないうちに「快」の状態になり、幸せになれます。 この時、メインとして使われる表情筋は、口角を上げて口元の笑いをつくる「大頬骨筋」と、 目を細める「眼輪筋」のふたつ。 そして、これらの筋肉を意識的に収縮させる笑い、つまり「つくり笑い」であっ ても、 脳はちゃんと「快」を感じます。 「顔面フィードバック効果」は口元だけでなく、目元の表情筋も一緒に動いたと き、 はじめて働いてくれます。 目元の笑いじわをつくろうとすると自然と口角が上がるので、目元がポイントです。 笑顔とは、あくまでも「習慣」で、これは言葉の習慣やウォーキングの習慣と まったく同じです。 慣れるまでは、意識的につくるしかありません。 「人は幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになる」 笑顔は幸せの「結果」でなく、あくまでも幸せの「原因」ですね! |
