◆2015年1月号 |
~ストレス発散方法を持ってますか?~ ストレスについて面白い実験があって、ストレスには精神性の ストレスと身体性のストレスの2種類があります。 精神性のストレスは意識のうえではっきり感じられるストレスです。 対して、身体性のストレスは意識にはないけれど 身体では感じているというものです。 その身体性ストレスの量は今の医学では測定できます。 身体性ストレスの多くは副腎から始まります。 副腎というのは腎臓の脇です。副腎皮質がストレス成分ホルモンを 放出し、血中にストレス性のホルモンが流れていきます。 つまり、血中濃度を測ると、その人がどれだけ身体性の ストレス、無意識のストレスを感じているかが分かります。 その身体性ストレスに関する実験があります。 身体性ストレスを強制的に引き起こす薬があり、それを点滴されると ストレス性ホルモンの量がものすごく増えます。 この時に被験者の手元にボタンを置いて、 このボタンを押せばいつでも点滴が止まりますよという シチュエーションを作っておきます。 多くのボランティアの方って、少しぐらい辛くてもボタンは押さないんですね。 最後まで実験を遂行して下さるんですが、それでもボタンがあるという だけで、ストレス性ホルモンの上昇率が五分の一程度ですむことが わかったんです。80%減です。 同じ用量の薬物で身体性のストレスを与えているはずなのに いつでも逃げられると思うと、もうそれだけでストレス性ホルモンの上昇量が減る。 そうすると「ストレスを発散する」というのはどういうことでしょう? 「こうすればストレスの元から逃げられる」という方法を持っているだけで ストレスにならないというのが面白い発見です。 科学論文でも物質世界と精神世界の接点というのが感じられて 面白いです。この話は「考えない練習」 小池龍之介著の中に載っています。 *~こせがれのひとりごと~* ---------------------------------------- あけましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い致します。 2015年最初のひとりごとは「計画と生きがい」について書きます。 年始に今年の予定や計画を立てる方は多いと思います。 今年一年、どういう年にしようかな? こせがれも年末年始に時間をとって、今年の計画を立てました。 (こせがれの)師匠曰く、計画とは「(己の)エネルギーの量」で決まる。 己が不足していることを望むと前には進めない。 力がないのに無理をすること、ストレスが溜まる。 どれだけのエネルギーを持てばその計画が可能になるか?! 立てた計画を達成するのはエネルギーの量!!! やはり自分自身を成長させ、高めていくことが何より大切ですね。 こせがれも「勉強、研究、実践!!!」に励みたいと思います。 そして生きがいを持つこと。生きがいを持つと 人は無意識で元気になり、健康になります。 ちなみに、こせがれの生きがいのひとつは「誰かの生きがいを見つける仕事をする!」 です。生きがいを持ち、計画を立てて、2015年も素晴らしい一年にしましょう! |
