◆健康新聞平成29年8月号より | |
〔夏バテ、熱中症対策!〕
暑中お見舞い申し上げます。梅雨が明け、毎日今年も猛暑が続いています。 日中、外を少し歩くだけでも暑に身体がしんどくなりますね。 さて、夏バテは汗をかいて体内にこもっている暑さを外へ出すということに体力を使い続けたため、その他の維持活動は省エネモードで耐え忍んで来たのが限界に達したのです。 全身倦怠、月経不順、腰痛、視力低下、めまい、頭痛といった不定愁訴や自律神経の乱れにとどまらず、喘息など持病の悪化が起こりやすくなるのもこの時期です。
―暑さのこもり―
熱中症も夏バテも、基本は「暑さのこもり」です。 エネルギーが不足してくれば汗も十分にかけなくなります。のどが渇いて水分を補給しても、汗やおしっこで出すためのエネルギーが不足してくれば、むくみやめまい、食欲不振、ひざ痛など水分の滞りによる諸症状も現れやすくなります。 しかも冷房の中に長時間いると汗が出なくても乾燥でのどが渇き、水分代謝のバランスが崩れ、夏バテが悪化しやすくなります。
―夏バテ対策のポイント―
「出すべきものは出す」というゴミ出しをすることに尽きます。 ゴミ出しをするエネルギーすらない身体に必要なのは、一緒にゴミ出しを手伝ってくれる「他力」とゴミ出しをするための最低限の「自力」です。
夏バテ・熱中症対策をして夏を乗り切りましょう!!
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