目の病気は目そのものが原因ではない

目の病気は目そのものが原因ではない 漢方

今日も暑い1日でしたね〜。

先日、中医学の勉強会に参加したら、眼科の先生が来られてました。

その先生は、「白内障でも緑内障でも西洋医学では出来ることが限られる。
だから、何か他のアプローチがしたくて、今中医学を勉強している」と言われてました。

西洋医学も東洋医学もお互いに良いところがあるので、良いとこどりして治療が出来たら良いですね。

東洋医学では、目は肝の窓と言われ、目に対するアプローチは色々あります。 
でも、一番手軽に出来て効果が高いのは、早寝すること。
早寝は猛プッシュします。笑

毎日食べるものなら、枸杞子を食べること。

枸杞子は、肝と腎を補い、目にとても良いです。

そして、漢方薬も目にとても良い効果があります。

肝の働きを良くする漢方や腎を補う漢方、血流を良くする漢方など、目に良い働きのある漢方はたくさんあります。

実際に選ぶ場合は、体質やその人の一番弱いところを補うものが良いですよ。

目に良い生活養生まとめてみました

・十分な睡眠(早寝がポイント)

・発酵食品、野菜、海藻、キノコ類など和食中心の食事

・週に2、3回の適度な運動

・食べ過ぎ、夜食、間食をやめる

・腸内環境を良くする

・ストレスと上手に付き合う、発散する 

・働きすぎを避ける

・甘いもの、味の濃いものを摂りすぎない

・スマホ、パソコンもほどほどに

目の病気は目そのものが原因ではないんです。

・乱れた生活習慣

・活性酸素

・内臓、血管、細胞の老化

・代謝異常

・内臓疾患

など、目の病気にはじつはいろんなことが関係しています。

だから、まずは生活習慣の見直しから始めることが重要なんです。

早寝ファースト

そこで、やっぱり早寝ファースト。笑
良く眠ることは、めちゃめちゃ大切です。

例えば、たくさん歩いたり、食事に注意しても良く眠らないと病気の改善効果はなかなか得られません。

それは寝ているときに、人は身体の修復をするからです。
遅く寝ると、その身体の修復の働きが十分に発揮されません。

特に傷ついた細胞の修復には早寝が大切です。

早寝を1週間続けるだけでも、目の疲れはきっと楽になりますよ〜。

 

歳森 和明 / 薬剤師 - 国際中医専門員A級

薬剤師、国際中医師、笑顔セミナー認定講師。漢方薬局三代目。おだやかで大人しく見られがちですが、サーフィン、ダイビング、トライアスロンなど身体を動かすことや、食べ歩き・旅行が大好きなアクティブ人間です。SNS(Twitter、Facebook)で漢方や健康情報、勉強会情報を随時発信しています。